特産品(穀物)

春夏秋冬1年を通して様々な旬が楽しめます。

  • 春

    麦(小麦、大麦)

    城南町が県下でも有数の麦産地

    小麦は、中央アジアからカスピ海沿岸、大麦は西アジアが原産で、共に1万年前から栽培が始まったと言われています。日本では、弥生時代に食料として育てるようになりました。本市では、小麦は「シロガネコムギ」、「チクゴイズミ」、「ニシノカオリ」、「ミナミノカオリ」、大麦は「ニシノホシ」という品種が栽培されています。小麦は、製粉して小麦粉となりパンや麺の原料として利用されています。また、大麦は、焼酎等に利用されています。県下でも有数の麦産地である城南町との合併により、作付面積は約2倍となりました。また、健軍、清水、竜田、城南地区では、種子用小麦が生産され、県内の麦作農家の約6割に供給されています。

  • 夏

    暮らしと密接に関わる稲作

    稲には「水稲」と「陸稲」がありますが、本市ではほとんどの地域で水稲の栽培が行われています。水稲には主にご飯として食べる「うるち米」と、赤飯や餅・せんべいなどに加工して食べる「もち米」とがあります。本市で主に栽培されているのは、うるち米では森のくまさん・くまさんの力・ヒノヒカリ・あきまさりという品種で、もち米ではヒヨクモチという品種です。また、水田は地下水かん養・大雨の時のダム機能等の多面的機能があり、わたしたちのくらしを守っています。城南町、植木町と合併したことにより栽培面積は約1,200ha増加しました。

  • 秋

    大豆

    熊本市では東部地区が盛ん

    大豆は中国北部からシベリア東部が原産で、日本には中国から伝来したとされています。熊本市では、東部地区を中心に中粒種の「フクユタカ」や小粒種の「すずおとめ」という品種が栽培されています。その中でも大豆生産の約2割は県内農家に種子用として供給されています。フクユタカは豆腐・きな粉・味噌・醤油などに利用され、「すずおとめ」は納豆の原料として栽培され、地産地消運動の一環として小、中学校の給食に導入されています。麦と同様に、県内有数の大豆産地である城南町との合併により作付面積は、約2倍となりました。

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